鵞口瘡(がこうそう)
【原因】
カンジダというカビの一種が増殖して、赤ちゃんの口の中にミルクカスのような白いものがつきます。
カンジダという菌は普段から口の中や皮についていますが、風邪などで抵抗力が落ちていたり抗生物質を内服した後などに増殖したりします。
新生児の場合は生まれる時に母親の産道から感染することもあります。
【症状】
口の中、頬のうち側や舌の上に白いミルクカスのような物がつきます。
痛みやかゆみを訴えることは、ほとんどありません。
まれに母乳、ミルクののみが悪くなる事があります。
【治療】
抗真菌剤を塗ると数日でよくなります。
特に治療をしなくても自然に治りますが、ミルクののみが悪くなるようなら受診した方が良いでしょう。
何度も繰り返す場合には、乳首や哺乳瓶の消毒を丁寧にしてください。
【我が子の場合】
息子は生後一ヶ月頃、鵞口瘡にかかりました。
口の中に白いものが点々といくつかくっついている感じで、ガーゼなどでさわっても取れないので、受診して口の中のカビの検査をしてもらいました。
結果はカンジダということで、抗真菌剤を塗って3,4日したら治りましたが、その後も2,3回は繰り返していたと思います。
私は、母乳のみで育てていた(ミルクは嫌がってのまなかった)ので、乳首の消毒を丁寧にしたりしていました。
生後5ヶ月頃からはかからなくなっていたと思います。
特に、母乳ののみが悪くなるということはありませんでした。
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