泣き入りひきつけ
【原因】
6ヶ月~5歳までの小児の約5%にみられます。
赤ちゃんや子供は、脳の発達が未熟なため、大泣きしたり、ビックリしたり、 突然の大きな痛みや恐怖などが脳細胞を刺激し、発作をおこします。
【症状】
不安や恐怖などのために大泣きしている途中、突然呼吸を止め、顔が紫色になって全身を突っ張らせたり、急にビックリした拍子にぐったりとなったりします。
しばしば体中が硬くなったり反り返ったりします。
発作は大体、1分以内でおさまります。
脳波に異常が無いことで、てんかんと区別をします。
【治療】
一時的なひきつけの発作ですので治療の必要はありません。
脳の未熟さが原因なので、成長につれて起こさなくなります。
ひきつけを起こしやすい子供は、大泣きしている時に抱っこしてあげたりするとひきつけなくてすむ場合もあります。
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