肺炎
【原因】
細菌やウィルスに感染して起こります。
また、マイコプラズマやクラミジアに感染して起こすこともあります。
【症状】
・細菌性肺炎
4日以上高い熱が続き、痰の絡んだ咳が出て、呼吸も荒くなります。
レントゲン検査で肺に影が映り、ひどい時には呼吸困難を起こします。
顔色が悪く、食欲も無く、ぐったりするというようなことも見られます。
呼吸困難がひどく、脱水の危険があるときは、入院して治療をします。
肺炎球菌性肺炎では、乳幼児で機能的イレウス(腸の内部に食物が滞る以外の原因で腸の通過が傷害される状態)により腹部膨満や腹痛をおこす事があります。
・ウィルス性肺炎
乳幼児が好発年齢で、冬に多く、ほとんど無症状のものから重篤例で様々な段階のものが含まれます。
さらに細菌の二次感染が加わるとその病像は非常に多彩となります。
普通は、細菌性肺炎よりも症状が軽い事が多いです。
ただし、肺の間質という部分に炎症が起こるために、呼吸困難やチアノーゼが起こる事があります。
・マイコプラズマ肺炎
秋から冬に家庭内、幼稚園、学校など集団生活で感染しやすいです。
比較的元気なのに痰の絡んだ咳が長く続くのが特徴です。
5~10歳の小児では重症化したり、下痢、嘔吐などの消化器症状、髄膜炎、脳炎、神経系症状が見られる事があります。
幼児期後半から学童期にかけて多くかかります。
レントゲン検査により診断します。
・クラミジア肺炎
普通熱は無く、鼻水や咳、ゼーゼーするという症状が出ます。
時に嘔吐や体重増加不良を訴える事がありますが、全身状態は良好な事が多いです。
結膜炎をおこす事があります。
産道感染が主なので6ヶ月未満の赤ちゃんに多いです。
【治療】
原因となっている細菌やウィルス等の病原体に有効な薬を使います。
熱や咳、脱水などに対してはそれを和らげる治療をします。
呼吸困難がひどい時には、酸素吸入、脱水に対しては点滴が必要になりますので、症状に応じて入院が必要になります。
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