サルモネラ腸炎
【原因】
サルモネラで汚染された食物を摂取することにより起こります。
とり、牛、豚肉、鶏卵とその加工品が原因になります。
菌を持っているミドリガメ、犬、猫などのペットからもなります。
特に鶏卵が汚染されやすいので生卵、マヨネーズは要注意です。
【症状】
潜伏期間は数時間から2日間です。
発熱、下痢、嘔気、嘔吐、腹痛、があり、血便が見られることもあります。
重症化すると腎不全をおこす事がありますので、症状が激しい場合には受診した方が良いでしょう。
症状がなくなっても、しばらくは便から菌が長く排泄される事がありますので、 手洗いなどをこまめに行ってください。
【治療】
便からサルモネラ属の菌を分離することで診断します。
とにかく脱水にならないように水分をこまめに与えます。
身体の中から菌が出てしまえば、自然に治りますので整腸剤を内服して様子をみる事が多いでしょう。
飲んでも、吐いたり、下痢がひどい時には点滴が必要になります。 重症例の場合、抗菌薬で治療する場合もあります。
食べられるようなら、食事は消化の良いお粥やうどん、スープなどを与えてください。
下痢や嘔吐では、電解質も失われるので、飲めるのなら、イオン飲料を与えてください。 他の人への感染予防のため、良く手洗いを施行してください。
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