乳児痔ろう
【原因】
肛門周囲膿瘍が治りきらずに再発を繰り返していると乳児痔ろうになります。
生後1~3ヶ月の男児に見られます。
【症状】
肛門周囲膿瘍が直腸と皮膚の間で破れると、そこにトンネル状の穴が出来ます。
それが痔ろうです。
患部がオムツにこすれたり触るとひどく痛がり、機嫌が悪くなります。
痔ろうは普通、肛門の側方に出来ます。
【治療】
抗生物質を飲んだり、膿が溜まっていれば、切開して膿を取り除きます。
よほどひどい場合は手術をしますが、ほとんどの場合、自然に治ってゆきます。
お尻は清潔にして、オムツをこまめに取り替える、ウンチの後はぬるま湯で洗うなどしましょう。
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