尿路感染症
【原因】
腎臓、膀胱、尿道など尿の通り道のどこかに細菌が感染して起こります。細菌は、大腸菌がほとんどです。
乳児の場合、男児のほうが尿路感染症を起こしやすい傾向にあります。
乳児期以降は、女児のほうがずっと尿路感染症を起こしやすくなります。
月齢の低い乳児や幼児は泌尿器系に発達異常がある事が多く、それが原因となる事があります。
これらの異常は、尿路感染症がある新生児と乳児の50%、学童の20~30%にみられます。
【症状】
熱が出るだけで、他に目立った症状がありません。
そのため、風邪と間違えやすいです。
膀胱の感染症がある場合は、排尿時痛や頻尿がみられることもあります。
腎臓に感染症がある場合には、わき腹や背中の痛みがあり、倦怠感が現れます。
【治療】
尿検査をして、原因となっている菌が分かれば、その菌に効く抗生物質を投与します。
抗生物質の内服をすればたいてい7日以内には治ります。しかし、再発しやすい病気です。
繰り返すようであれば、泌尿器系の構造異常が無いかどうか、超音波検査や排尿時膀胱尿道造影の必要があります。
予防としては、陰部を清潔に保つことです。
特に女児では、排便後前から後ろへ拭くようにしましょう。
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