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溶血性貧血

◆●原因●◆

赤血球は、普通は円盤状をしていますが、球状をしているため、赤血球が壊れやすくなって、貧血を起こします(球状赤血球症)。 また、まれに、赤血球に含まれる酵素に異常があって赤血球が壊れやすくなっているために貧血が起こることもあります。 自己免疫性溶血性貧血といって、自己の赤血球を異物とみなして、自己抗体を造り、赤血球を破壊してしまうことがあります。


◆●症状●◆

顔色が悪い、発育が悪い、不機嫌になる、等の症状が出てきます。 血液検査をすると、ビリルビン値が高くなっています。 そのため、黄疸がひどくなることもあります。


◆●治療●◆

副腎皮質ステロイド剤を使用します。 また、手術により脾臓を摘出することもあります。 貧血がひどい場合には輸血を行います。 この病気は一部自然に治癒する場合もあります。

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小児ガンと血液の病気

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