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網膜芽細胞腫

◆●原因●◆

この病気の20~30%の子供は両眼に発症します。 このガンは目の発達をつかさどる特定の遺伝子が損傷を受けたために起こります。 網膜芽細胞腫が両目に発症した全ての子供と片眼だけに発症した子供の15~20%は遺伝性のものです。


◆●症状●◆

光を当てたときに瞳が猫の目のように白く光ることから気づく場合が多いです。 また、ガンができたほうの視力が落ち、斜視になってから発見されることもあります。


◆●治療●◆

ガンの直径が15ミリ以下で、まだかなり視力か残っている場合には、化学療法や放射線治療を行います。 ガンが大きい場合や、視力がほとんど残っていない場合には、眼球を摘出します。 両目にガンがあるときは、進行の遅いほうを残し、片目だけ摘出する方法もあります。 その後、化学療法や放射線療法を行います。 場合によっては両目を摘出することもあります。 治療をすれば90%の子供が治るといわれています。 この病気は遺伝的素因がある可能性もあるため、家族内にほかに幼い子供がいる場合はその子供もチェックします。 また、遺伝性の網膜が細胞腫がある子供の50%は診断から50年以内に軟部組織肉腫、メラノーマ、骨肉腫など二次ガンを発症するといわれています。

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小児ガンと血液の病気

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