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眼瞼下垂

◆●原因●◆

まぶたを上げる役目をする、眼瞼挙筋という筋肉の異常や、その筋肉を動かす動眼神経の異常によります。

先天性のものが多く、片眼性の事が多いものの、両眼にも見られる事があります。
遺伝することもしばしばです。

これら以外で目が開きにくい状態を偽眼瞼下垂といい、まぶたの皮膚の弛緩(たるみ)、病的な眼球の縮小(先天性少眼球)、萎縮(いしゅく)、眼球ろう(失明した眼球が小さくなった状態)などでおこります。


◆●症状●◆

上のまぶたが目の上にかぶさっている状態です。

ひどい時には、視力の正常な発達が損なわれて、弱視や斜視の原因になります。

ある程度以上の下垂があると、物を見るとき、あごを上げる姿勢をとります。
まぶたをより上げようとするため、額にしわが寄ったり、眉毛が上がったりします。

また、眼瞼下垂とともに複視(物が二重に見える)を発症する事があります。
これは眼球を動かす筋肉または神経が同時に異常をきたした場合に起ります。


◆●治療●◆

まぶたが目の上にかぶさっていても、瞳が見えているときは様子を見ます。
瞳が完全にまぶたの中に入っているものは、手術が必要になります。
生後6ヶ月頃から手術ができるようになります。

まぶたが下がっていても、まぶたが動く場合は、まぶたを上に上げる筋肉(挙筋)の力があるので、この筋肉を縫い縮める手術を行います。
まぶたがまったく動かない場合は、足の筋肉を使っておでこの筋肉につなぐ、吊り上げ術という手術を行います。

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