脳炎
【原因】
ウィルスや細菌に感染して起こります。
はしかや風疹、水ぼうそうなどに合併して起こる場合もあります。
単純ヘルペスによって起こる脳炎は、多くの場合重症になります。
これらのウィルスは神経に感染しやすい性質があるため、脳炎が起こりやすくなります。
しかし、それらのウィルスに感染しても脳炎にかかるのはごく一部です。
【症状】
ぐったりしている、ボーっとして反応が鈍い、等の意識障害が主な症状です。
痙攣が起こることもあります。
また、頭痛、発熱や嘔吐を伴うこともあります。
乳幼児が多くかかります。
【治療】
脳のCTやMRI、脳波で診断します。
入院して治療します。
脳が腫れる状態(脳浮腫)になるため、腫れがとれる薬(脳圧降下剤)を点滴します。 ヘルペス脳炎には、抗ウイルス剤を投与します。
早期に治療を開始すれば予後の改善が期待できます。
抗痙攣薬を使用します。
重症例では神経後遺症のリスクが高くなります。
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