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先天白内障

【原因】

先天性のものが多く、先天性風疹症や、ダウン症候群の症状のひとつとして起こることもあります。
しかし多くは、原因不明です。


【症状】

生まれつき水晶体が白く濁っているために、瞳孔が白く見えます。
白さの程度は、真っ白に見えるものから、ほとんど気づかない程度のものまでさまざまです。

視力は、水晶体の濁っている部分の位置と程度で変わってきます。

軽度のものでは、視力の発達も正常で、治療も必要ないこともありますが、瞳孔が白く光って見える(白色瞳孔)のような場合や視力の発達が期待しにくいものでは、早期の手術が必要となります。

先天白内障は他の目の異常や全身異常を合併する事があり、全身の観察も怠らないように注意が必要です。


【治療】

症状が軽い場合には、視力の発達が出来ているか様子を見ながら、定期的に検査をして経過を見ます。
視力にある程度以上の影響が出そうなら、できるだけ早く水晶体を取り除く手術をします。

手術後は、視力障害が起きますが、生後12週までに手術をすれば、いい視力が得られる可能性があります。 術後はめがねやコンタクトレンズによる矯正が必要になります。

視機能訓練が必要な時もあります。
手術後も、視力発達の為の長期にわたる努力が保護者にも治療する側にも必要です。

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